連合沖縄(仲村信正会長)は27日、那覇市の県民広場で、第83回沖縄県メーデー中央式典を開き、約600人(主催者発表)が参加した。東日本大震災からの復興・再生を軸に雇用と生活の再建に向けて全力を尽くすことをうたい、「持続可能な成長の実現」などを誓ったメーデー宣言を採択した。
来賓あいさつで仲井真弘多県知事は、雇用の確保や人材育成政策が沖縄振興計画に盛り込まれていることを挙げ、「これまで沖縄の弱点だった雇用問題をしっかりやっていきたい」と話した。
仲村会長は「多くの組織との連携で、働きがいのある人間らしい仕事を実現しよう」と呼び掛けた。また、同日発表された日米共同文書について「基地固定化は許さないとの立場で闘っていく」と述べた。
式典後、参加者は国際通りをデモ行進した。
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